【飛騨高山】森に住む全ての生命に思いを馳せる
研修地の里山に入るということは
ただ自然と触れ合うというだけでなく
先輩たちが築いてきた
その土地の人たちとの関係性や
その山に住む生命との関係性などに
思いを馳せ、敬意を払う
ということでもあるのだと学んだ。
不敬な態度で
ズカズカと入ってはいけない
その重みにハッとした。
森にはたくさんの生命が住んでいる。
目に見えるものも見えないものも。
私が自然を観察しているだけでなく
自然もまた人間を見ていると感じた。
その土地に住む
個々の生命体の意識だけでなく
集合体としての意識も存在する。
人間界とは違う社会がある。
いろんな命の循環。
いろんな個性や表現がある。
風に乗って旅立つ。
この赤いペロンとしたのは何だろう?
苔の花が咲いている。
苔が好き。詳しくないけど。
空間には何もないように
思っていたけど、
日差しが当たると
沢山の生命体が
浮かんでいるのが見えた。
目に見えないくらいの小さな虫たちが
フワフワと浮かび空間を占めている。
クモの糸がフワ~っと流れていく。
空間もぎっしりと生命にあふれていた。