【飛騨高山】また買いたい越田商店の七味
帰る日、朝早く起きて散策に出た。
風がつめたい。
手袋と帽子があると便利。
古い町並みも昼間は
観光客で賑わっているけど
朝はこの通り。
酒屋さんの杉玉。
朝なら静かにのんびり歩ける。
行ってみたかった宮川朝市。
高山駅から徒歩10分の距離。
ぶらぶら歩いていたらすぐに着いた。
橋のたもとに大黒様。
美味しそうなネギも
3本くらい入って100円だった。
すごく買いたかった~!!
高速バスの中で香りが
ただよってしまいそうで我慢。
東京じゃこの値段で
こんな立派なネギの束買えないよ~(涙)。
今回はあまり予算がなくお土産は買ってこれないよ~と予め夫には言っておいたのだけど、七味屋さんが気になって、気になって仕方ない。
後悔しそうだったからわざわざ戻って立ち寄ってみた。(何気に七味愛用者)
いくつか種類が置いてあって、私は一番小さい小袋(500円)を手に取った。(それでも一般家庭には十分な量)
するとおばちゃんが、「今作ってあげるよ!」と。
どのくらいの辛さにするか好みを言えば調合してくれるのだと言う。
・・・Σ( ̄口 ̄*)えっ!
一瞬時が止まってしまった私。好みとか言えるの?しかも目の前で作ってくれるの?
こういうの初めてでよく分からなかったので「じゃあ、ちょっと辛めでお願いします」などと微妙なことを言ってしまった。
今まで既製品しか買ったことなくて辛さの好みとか考えたこともなかったので、すごい衝撃。
微妙な注文を物ともせず「ちょっと辛めね!」と作業開始。
おばちゃんは無駄のない動きで「山椒は入れるね?」と確認するやいなや、すり鉢でゴリゴリっと山椒をすってくれた。いい香りがする~!!
すると「大辛(おおから)にしときなよ~」とどこからともなく現れた地元のおじちゃん。写真を撮るときも「はいチーズじゃなくてバター!」などと後ろから言ってくる(笑)なんかいいな~。
おばちゃんは手早くパパッと各種をスプーンですくい混ぜ、あっという間に小袋につめてくれた。
しかも惜しげなく目いっぱいつめてくれた。かろうじて閉まっている?いや閉まっていないぞこれは!(笑)くらい目いっぱい。(ちゃんと手提げ袋に入れてくれるから大丈夫)
こんな手作りの七味初めて~!!感動。
「まずはお味噌汁!」とおばちゃんが言う。
え?お味噌汁から?と思ったけど、それは後で食べてみて納得。
「なるほどだからお味噌汁からなのか!」と夫ともども納得。ほんとうに美味しかった。夫も「おいしい」「こういうお店近くにあったら俺ぜったい買いに行く」と言っていた。
しかもなんと!!
ちゃんと『ちょっと辛め』だった!プロのさじ加減すご過ぎ~!
次に高山に行ったら、また必ず買いに行く!もっと沢山買ってこよう。地元のおじちゃんがおススメしていた「大辛」も。
朝市は 午前7時00分から12時まで 毎日開催。
(冬期間は、午前8時から12時まで)2017年11月現在の情報