グリホサート(9)~セリアック病を引き起こす最も重要な原因因子!
今回は『グリホサート、現代病への経路II:セリアックスプルーおよびグルテン不耐性』という論文から学んでみようと思う。
この論文を読む限りセリアック病は、最近世界中で急増しているらしい。
どうやらグリホサートが最も重要な原因因子のようだ!
またしてもやってくれたようだな、グリホサートよ(#^ω^)ピキピキ
読むのはこの論文です↓
まずはこの論文の要旨を見てみよう。
論文の要旨は、最も重要で、最も伝えたい内容を書く場所だから。
要旨より(グーグル翻訳のまま)
・セリアック病、そしてより一般的には、グルテン不耐性は、世界的に増加している問題だが、特に北米とヨーロッパでは現在、人口の5%が苦しんでいる。
・症状には、吐き気、下痢、皮膚発疹、大球性貧血、うつ病が含まれる。 これは、多数の栄養不足ならびに生殖問題ならびに甲状腺疾患、腎不全および癌のリスク増加に関連する多因子性疾患である。
・除草剤であるラウンドアップ(Roundup)の有効成分であるグリホサートがこの流行の最も重要な原因因子であることを提案する。
・グリホサートに暴露された魚は、セリアック病を連想させる消化器系の問題を引き起こす。
・セリアック病は、腸内細菌の不均衡と関連しており、腸内細菌に対するグリホサートの既知の効果によって完全に説明することができる。
セリアック病によって絨毛などに異常を来たした小腸の生検画像
By Samir from en.wikipedia.org, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2007909
・セリアック病の特徴は、毒素を解毒し、ビタミンD3を活性化し、ビタミンAを異化させ、腸への胆汁酸生成および硫酸塩供給を維持する多くのシトクロムP450酵素の障害を指す。
・グリホサートはシトクロムP450酵素を阻害することが知られている。
・セリアック病に関連する鉄、コバルト、モリブデン、銅および他の希少金属の欠乏は、これらの要素をキレート化するグリホサートの強力な能力に起因する可能性がある。
・セリアック病に関連するトリプトファン、チロシン、メチオニンおよびセレノメチオニンの欠損は、これらのアミノ酸のグリフォセートの既知の枯渇と一致する。
・セリアック病患者は、非ホジキンリンパ腫に対するリスクが増加しており、グリホセート曝露にも関与している。 不妊症、流産、および先天性欠損などのセリアック病に関連する生殖問題もまた、グリホサートによって説明することができる。
・コムギおよび他の作物中のグリホサート残渣は、収穫直前に作物乾燥の慣習が増えているため、最近増加しそうである。 我々は、サトウキビをグリホサートで「熟成する」ことが、中米の農業労働者の最近の腎不全の急増を説明するかもしれないと主張する。
・我々は、食物中のグリホサート残渣(ざんさ)の安全性に関する政策を再検討するよう政府に嘆願して締結する。
要旨をざくーりまとめてみる
うーん、要旨はとても見逃すことのできない重要な情報が目白押しだったね。
セリアック病じゃない人だってもう対岸の火事とは言っていられない。
グリホサートは畑の中の出来事では済まされない。
魚を食べる人なら無関係じゃいられない内容もあった。
今一度、今回の内容をざっくり過ぎるほどざくーりまとめておこうと思う。
筆者らはたぶんこう言っている! \_(・ω・`)ココ重要!
『セリアック病が急増してんだよね、てかもう流行だよねコレ。
グリホサートが原因だと思うんだよね。
セリアック病の色々がグリホサートの影響で完全に説明がつんだぜ?
偶然とは言えないレベルだぜ。
それだけじゃないんだぜ~。
農業労働者の腎不全の急激な増加もグリホサートで説明がつきそうなんだ!
だから各国の政府はマジで調べてくれよ!
グリホサートに対する方針と使用方法を再検討してくれ!頼む!』
つづく。