空飛ぶ船は癒し舟

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グリホサート(16)~一日摂取量やいかに

さて前回は、グリホサートの

残留量を調べた。

 

今回は、日々の食事を通して

どれくらいグリホサートを

摂取しているのかを調べてみよう。

 

マーケットバスケット調査 

調べるのはこちら

 ↓ 

食品中の残留農薬等一日摂取量調査結果

 

これは

マーケットバスケット調査

という方法によって

残留農薬を検査しているよ。

 

前回調べた

「食品中の残留農薬等検査結果」

とどう違うんだろう?

 

厚生労働省の説明を

引用させていただく。

【マーケット・バスケット調査とは】
通常の残留農薬のモニタリング検査(個々の食品ごとの検査)とは異なり、市販の様々な食品を組み合わせ(各食品の国⺠の平均摂取量に基づいて組み合わせる。) 、さらに、食品に応じて煮る、焼く等の調理を加えたものをサンプルとして、残留農薬の検査を⾏うもの。


理論上の推定に⽐べ、食事を通じて⼈が摂取する農薬の量をより実態に近く推定することが可能

食品の安全を守るための厚生労働省の取組より

 

国民の平均的な

食事内容に基づいて、

食品を選び、

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さらに調理したものを使って

より実際の状態に

近づけているんだね。

f:id:rising-dragon:20170928024509j:plain

 

結果 

食品中の残留農薬等一日摂取量調査結果

を見てみた所、

 

グリホサートは

2010年と2011年に

検出されている。

その後は検出されていない。

 

前回調べた

「食品中の残留農薬等検査結果」

によれば、

 

H20年度(2008年)から
H25年度までの6年間
輸入品の農産物から
検出されていたよね。

 

今回は2010と2011の2年だけ。

 

調理することによって

残留農薬が減少したのかも

しれないね。

 

さてここで

分析結果の表を見る前に

ppmという単位が出てくるから

予習しておこう。

ppmとは、量の単位ではなく、濃度や割合を示す単位で、100万分の1を表しています。
1 ppmの農薬が検出されたということは、1 kgの農産物中に 1 mgの農薬が含まれているということを意味しています。
東京都食品安全FAQより

 

2010年の結果

Ⅱ群およびXⅢ群から検出。

Ⅱ群 0.024 (ppm)

ⅩⅢ群 0.18396 (ppm)

f:id:rising-dragon:20170928025846j:plain *1

 

2011年の結果

Ⅱ群およびⅩⅢ群から検出。 

Ⅱ群 0.022(ppm)

ⅩⅢ群 0.145 (ppm) 

f:id:rising-dragon:20170928025902j:plain

*2

 

食品群 

Ⅱ群は、小麦が原材料として

もっとも多含まれる。

f:id:rising-dragon:20170928033533j:plain*3

 

ⅩⅢ群には、

しょうゆ、みそ等が

含まれている。

 

醤油や味噌にも小麦が

使われていたりいなかったり。

f:id:rising-dragon:20170928033545j:plain*4

 

Ⅱ群とⅩⅢ群から

検出されているってのは 、

 

やっぱり

小麦などの輸入穀物

関係してるのかな。

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グリホサート耐性のGM作物は

耕作中にもグリホサートを

使っちゃうんだよね。

かけても枯れない仕様だから。

 

でもね、

GM作物だけじゃなかった(T□T)。

 

なんと収穫直前の

乾燥促進のためにも使うという。

 

除草剤をそういう使い方ね(-ω-;)。

 

詳しくは、こちらの記事が

とても分かりやすかったので

よかったら見てみてね。

 ↓

小麦の除草剤残留基準値|無肥料栽培家 岡本よりたか 象牙の塔の住人

 

でもってグリホサートは

植物の細胞全体に行き渡って

 

排出されずに

そのまま留まることが

わかっている訳だから

 

そりゃ残留するわなll(-ω-;)lll

 

グリホサートは一部に使われる除草剤と考えがちですが、グリホサートの作用は植物内に取り込まれると全体に広がり、他の除草剤の様に排出されない特徴があります。植物の細胞(特に成長の速い細胞)の隅々に吸収されます。

GMOやグリホサートの土壌生態への影響 Biologyより

 

表にある他の

残留農薬の値と比べて

 

なんかちょっと多めなのは、

そのせいなのかしら?

・・・分かんないけど。

 

平均一日摂取量 

さてと、検出された量は

1kg中どれくらいの割合で

含まれているかって具合だから、

 

それを一日に食べる量に

換算したのがこちら↓

f:id:rising-dragon:20170928030008j:plain *5

 

毎日の食事の中に平均的に

含まれているグリホサートは

 

2010年 32.11(μg/人/日)

2011年 28.59(μg/人/日)

 

1マイクログラム(μg)は、

100万分の1g

(=1000分の1mg)

 

一日摂取許容量(ADI)に対する割合

上記の「平均一日摂取量」は、

はたして多いんだろうか?

少ないんだろうか?

対ADI比を見てみよう。

 

ADIは、一生涯、毎日食べても
健康に悪影響がないとされる量。

 

そのADIに対してどれくらいの

割合を占めているか?

 

2010年 0.08%

2011年 0.07%

 

当時のグリホサートの

一日摂取許容量(ADI )は

39975μg/人/日(=39.975mg)

になっているから

 

※JMPR*6又はJECFA*7において設定された許容一日摂取量(ADI

 

その0.08%だと

39.975×0.08=3.198(mg/人/日)

0.07%だと

39.975×0.07=2.79825(mg/人/日)になる。

 

 

2010年と2011年は

毎日3mg~2.8mgくらいの

グリホサートを摂取していた

ってことになるかな。

 

毎日3mgを365日だと

3×365=1095mg=1.095g。

 

でもあくまで平均値であり、

推定値だからね。

 

大食の人や小麦製品をよく食べる人は

もうちょっと摂取しているかも。

 

しかし、いくらADI的に

大丈夫って言われてもさ、

やっぱり農薬は検出されない方が

気持ち的にはいいよね。

 

 

最近はグリホサートが

検出されていないから

とりあえずは、

大きな問題はなさそう。

 

だがしかし!

 

グリホサートの

残留基準が大幅に緩和されたら

油断ならないですぞ!

 ↓

有機農業ニュースクリップ:■グリホサート:残留基準値が大幅緩和へ

 

とくに小麦は6倍のUPが

予定されてるし。

 

ADI的に全然問題ないと言われても

やっぱりなんか気持ち的に

よくないよね。

 

不自然なものは

できるなら口に

入れたくないよ。

 

今後の基準値次第では

食卓に上がるグリホサートが

増える可能性は多いにある。

 

次回はグリホサートが

どの食品から検出されたのかを

調べてみる予定。